2016年4月16日土曜日

ハイサイ!お豆腐チャンプルー♪


【比嘉豆腐店】さんの島豆腐を使った
お豆腐チャンプルーを食べてみよう!
と訪れたのが

【宮良そば】

ロードサイドにある美味しい八重山そばが
食べられる人気店。
















お昼の時間だったので駐車場はほぼ満車。
これは期待できるかも⁈

中に入ると広々とした開放感のある店内に
女性スタッフがきびきびと動き回っていました。

気になるメニューは…


















八重山そばのお得なセットメニューがずらり!
うまそ~♪
1日8食限定のほね汁定食も気になる。

でも今日は浮気せず、
【豆腐チャンプルー定食】一択。
ごはんお代わり自由、お汁代わりに
八重山そばが付いてくるのにこの値段!


















すごいコスパ。
沖縄恐るべし!

早速注文すると、なになに?無料のサラダバーがある⁈

















地場野菜や、海藻類、島豆腐の冷奴などが並ぶ中
ひと際目を引いたのが、何やら【黄色いおから】。


















早速いただいてみると、
おお!美味しい!!
「カレー風味だ」
これならいくらでも食べられそう。

サラダとおからを食べながら待つこと数分。


















やってきました【豆腐チャンプルー定食】

















見てみてこの島豆腐の存在感!
ぷりっぷりです。
野菜シャキシャキ。
薄味だけどダシが効いていて、
どんどん箸が進みます。

















お汁代わりのおそば。
小さいけれどちゃんと八重山そば。
こういうの嬉しいよね。

ボリューム満点でご飯のお替りは無理でした…

今回いただいたお豆腐チャンプルーの他に




















こんな感じのソーキが乗ったおそばや

















プリン♪と可愛いぶたさんの足など、
まだまだ沢山美味しそうなメニューがありました。


ごちそうさまの後
こちらの看板娘、
美人店長の宮良さんと記念写真。
























顔の大きさ違いすぎ(笑)

おそばの味は元より
店長はじめスタッフの皆さんの
気持ちの良い接客が
人気の秘密なんでしょうね。



















店前の自販機で
沖縄の定番ドリンク
【ルートビア】を発見!
(なんと100円)
思わず買ってグビリ。
なんだかクセになる不思議な味。
未体験な方は沖縄に行った際には是非どうぞ。

滞在中はずっと雨模様でしたが、
島豆腐の伝統的な製造を見学できたり
たっぷり美味しいものを食べられて
とっても幸せな沖縄訪問でした。

今度は水着のお姉さんがいる所に行きたいな~♪

最後に波上宮の顔出し看板からさようなら!
「沖縄、にふぇーでーびる(ありがとう)」







 

2016年4月12日火曜日

三代目のおとうふ探訪 【沖縄県・比嘉豆腐店の島豆腐】

沖縄料理の代表格「ゴーヤーチャンプルー」などに
使われている「島豆腐」。

しっかりとした弾力にほのかな塩味。
炒め物にぴったりのボリュームのある豆腐。

















加熱せず生のまま豆乳を絞り、
地釜を使って直火炊き、
お塩とにがりをたっぷり加えて、
じっくりと時間をかけて水を切る。

手間暇かけて出来上がる本場の島豆腐の
製造現場をご厚意で拝見することが出来た。















お邪魔したのは、
沖縄県豊見城市の「比嘉豆腐店」。

海からの風が吹き抜ける、
見晴らしの良い高台の住宅街の中にある
製造所に到着した朝8時半ころには、
大きな地釜に注がれた生絞りの豆乳達が
白い泡を沸々と膨らませ、
湯気と共に香ばしいかおりを漂わせていた。

















創業70年余。
2代目店主の比嘉勝彦さんと
3代目の奥様 綾子さんが、
無駄のない身のこなしで
豆腐作りを進めてゆく。

















豆乳を直火で炊き上げているため
ひと時も窯から目が離せない。

吹きあがる寸前の状態を見定めて
綾子さんが差し水を加える。

炊きあがり、泡を取り除いた豆乳に
2代目がにがりを加えてゆく。




















鍋の中の豆乳と対話するように
にがりを加えては優しくかき混ぜる動作を
幾度も繰り返してゆく。

















2代目の手元でゆっくりと…
豆乳が豆腐へ変わってゆく。


















今まさに生まれたての「ゆし豆腐」を
味見させていただいた。






















湯気が立ち上るふわふわを口に運ぶ。                              
最初は大豆の甘み、続けて塩味…
最後に広がる地釜特有の香ばしい風味。

とうふ屋の私でさえ感動を覚えるような
出来立てゆし豆腐の旨さ。
幸せな味だ。


この後、固まったおとうふを型箱に入れる作業に入る。
島豆腐を作る大事な仕上げの工程だが、
都合で今回はここまでしか見ることが出来ず。

後ろ髪を引かれる思いで比嘉豆腐店を後にした。
























帰り際、お二人の写真を撮らせていただいた。
一生懸命に働く人は良い顔で微笑む。




















車に戻る坂道を行くと、
現地で「ヒージャーガー」と呼ばれている
湧水を溜めておく井戸を見つけた。


変わらぬ製法に変わらぬ手仕事。
青い海から採れた塩とにがり。
湧き出る清らかな水。


他では真似できない
島豆腐の旨さの神髄に
少しだけ触れられた気がした。

雨の沖縄。
後の予定はまだ未定だ…

昼飯には比嘉豆腐店の島豆腐で作った
チャンプルーを腹いっぱい食べる。
それだけは決まっていた。





比嘉豆腐店の皆様、沖縄の島豆腐に感謝。


【比嘉豆腐店】
沖縄県豊見城市豊見城159-3

店頭での豆腐販売は日曜日を除く
午後0時半~2時ごろ。
日によって早く売り切れる場合あり。